コラム

株式会社エミーの危機管理セミナー

このセミナーではご自身の危機管理能力がどの程度あるかを体験、
認識してもらい、その課題と日常の中で危機管理能力を養うヒントを
知ってもらうことが目的のセミナーです。

ここ数年、地震や洪水など大きな災害が立て続けに起こっています。

そのいざという時にどう考え、どう行動するかで自分や自分の周りの
人の命を守れるかが決まります。

そして想定外の事態という状況ではコレという正解はなく、
その状況下での人間力が問われます。

危機管理能力というのは究極的には人間力です。

しかし危機的状況での判断力や行動力は日常の中で培う
しかありません。

社会人は日常のほとんどを仕事に費やしていますが、
日々の業務でも危機管理能力を養うことはできます。

その能力は仕事にも活用できますが、生きていく上でも大切なこと
なのではないでしょうか。

では、危機管理能力を養う上で大切な能力とはなんなのでしょうか。

それは主に

判断力、決断力、適応力、想像力です。

判断力とは瞬時にどれだけの情報を理解することができるか
という能力です。

決断力とは、限られた情報の中から一番大切なものを決める能力です。

適応力とは状況が刻一刻と変化する中で決断したことを
柔軟に変えて対応できる能力です。

想像力とは希望的観測と最悪な状況の両方を予測する能力です。

この能力は素早さが求められます。

次に危機的状況を乗り切るためには上記の能力に加えて、

コミュニケーション力、ストレス耐性と体力、リーダーシップです。

危機的状況下でのコミュニケーション能力とは、普段のコミュニケーションとは意味合いが少し違い、

論理的思考と言語化能力、共感力が特に必要です。

論理的思考は限られた情報、リソース不足、時間の制約などがある中で客観的に分析し、

最適な行動を選択することに繋がります。

また言語化能力が高いと、複雑な情報や状況を分かりやすく正確に伝えることができます。

共感力は不安な感情や状況に理解を示し、心理的なサポートをすることで集団のストレスを軽減させ、

精神的にも安定させることができます。

ストレス耐性と体力

ストレス耐性が高いと、プレッシャーの中でもパニックを起こさず冷静に判断し迅速かつ正確な

意思決定を行ことができます。

危機的状況が長期化する場合でも、ストレス耐性が高い人は持続的に高いパフォーマンスを

発揮し続けることができます。

また、ポジティブなマインドを維持することができるので、
自分のみならず周りの人の心理も安定させます。

それから、ストレス耐性と体力には相関性があるとされていて、
体力があると長時間にわたる危機対応でも

エネルギーを持続させることがでるので、ストレスに
強くなると考えられています。

体力が高い人は病気に対する抵抗力や免疫力が高いので、
疲労や病気からの回復も早くなります。

最後に、危機的状況下でのリーダーには上記のような
多岐にわたるスキルと特性が求められます。

冷静な判断力、迅速な決断力、柔軟性と適応力、
明確なコミュニケーションによる

チームワーク、そして持続力と忍耐力などが、効果的な
リーダーシップの要素となります。

そしてこれらの能力が高い人がその人間力を発揮し、
よいリーダーとなってはじめて集団の命を守ることが

できると考えます。

ぜひ一度、体感型の危機管理セミナーを受講してご自身の
危機管理能力の把握をし、仕事や生活に役立ててください。