先日のコラムで当社社長の言葉、
「愛情と情熱」の「愛情」をテーマにしたコラム
を書きました。
では仕事や人材育成における「情熱」とは一体何なのでしょうか。
情熱も感情の一種です。人と人とのコミュニケーションには
必ずこの感情が生じます。昨今、責任を回避し保身に走って
チャレンジせず無難に仕事を回したり、パワハラやセクハラを恐れて
|無感情に部下を教育したりする上司が増えました。
そして暑苦しいリーダーより、スマートなリーダーのほうが
重宝されがちです。
ただ、感情を一切出さずに全う出来てしまうチームリーダーの役割は、
コンピュータやAIにその役割を任せる時代になってきています。
例えば勤怠管理や検温だけだったら機械にも出来ます。
しかし人間のチームリーダーであれば、そこに感情を持ち込むことが
出来るのです。
出勤時、部下に「おはよう」と率先して挨拶し、部下の
「おはようございます」という返事に対して、元気がなければ
「どうした?」と気遣う事が出来ます。
帰り際、部下から「お先に失礼します」という言葉に対して
「お疲れ様」と心からの感謝や労いをする事が出来ます。
それだけをとっても、コンピュータでの勤怠管理とは違っています。
そして情熱とは想いです。
自分の大切な人生の一瞬、一瞬を使って全力で何かをすることです。
そしてこの分野はまだまだコンピュータが追いつけない
分野なのではないでしょうか。
限りある人生なのだからプライベートなことにだけに
情熱を傾けたい人もいるかと思います。
人のためではなく、自分のためだけに情熱を注ぎたい
人もいるかと思います。
しかし仕事に情熱が感じられないリーダーに、|
たとえどんなに専門的知識があろうとも、高度な技術を持っていようと、
高学歴であろうと、能力が高かろうと、その人について
来てくれる人は限られてしまうのではないでしょうか。
情熱的なリーダーは喜怒哀楽に満ちています。
その分、誤解されてしまう事も多いかと思います。
そう悩んでいる人は、心からの「愛情」と「感謝」
を常日頃から部下や周りに示して下さい。
その上でぶつけた情熱はきっと誤解なく伝わり、|
人間的魅力に満ちたリーダーになれると信じています。
そして情熱的な仕事は人を動かし、会社を動かし、社会を動かします。
私達は企業様へ人間力の溢れた人材を
育成するためのプログラムを提供するために、
愛情と情熱を持って日々取り組んで参ります。
by Akutsu